日経平均7万円?
戦後の日本は1ドル360円という超円安で国内の製造業はかなり儲けることができた。1万ドルの儲けがあると360万円の儲けになる。それが1ドル80円になると80万円の儲けにしかならない。日本が儲けすぎなので1985年9月22日プラザ合意でドル高是正として円高誘導になった。
そうなると、日本での製造業は中国やタイなど海外に工場を移転して円高の日本を避けるようになる。いっときは海外の製造業で儲けを出しているが、働いている人は現地の人々で彼らは潤うが、その反対に日本は失われた30年を迎えるようになる。日本を除く東南アジアは経済発展するようになる。
儲からない日本は徐々に円安になっていく。今や1ドル160円になり、治安がよく政治が安定しており人件費の安い日本に製造業を持ってきても充分、儲かると思えるようになる。海外の半導体の工場を日本に作って儲けようと計画するようになる。日本の製造業も円安の影響でこれまでの儲けより多くなる。
1万ドルの儲けは1ドル100円なら100万円の儲けだが、1ドル160円になれば160万円の儲けになる。海外に輸出している製造業は円安効果だけで儲けが膨らむ。台湾有事や朝鮮半島では北朝鮮の動向が不安視されている。台湾や韓国の工場も一部を日本に移したほうが安心だと思うようになる。
海外からすれば日本が製造業で儲けるようになってきたと思うので割安だと判断して投資するようになる。3万円台だった日経平均が4万円を超え、5万円も超え、6万円も超えて今や7万円台になろうかとしている。僕たちの生活が厳しいのに日経平均が上昇するのはこうした理由からだろう。


