中国の電気自動車はパソコン
日本車は走行性や安全性に重点を置いて設計されているのに対して、中国車はデジタル機器として設計している。パソコンと同じように大きな液晶ディスプレイにタッチパネル、音声認識で話すだけでいろいろな操作が可能。スマホで車の操作もできるし、機能のアップグレードはネットを介して行われる。
国産車は壊れない、長持ちする、錆びつかないなど10年以上10万キロ以上走行しても大丈夫な車を設計するが、中国車はチョイノリでそこそこ走れればよく、代わりにITサービスを格段に充実させてドライバーの満足度を上げる戦略をとっている。顧客は見た目で判断するので中国車に乗り換えるようになる。
少し前まで、中国ではフォルクスワーゲンが人気だったが今では圧倒的に中国車になっている。中国の方は安くてデザインも良く、IT機器が充実しているAI搭載の中国車に乗り換えている。車と対話して運転できる自動車が人気になっている。人気車種はたった数年で入れ替わる。安かろう悪かろうと思っていた時代が終焉している。
中国政府は多額の補助金を出して電気自動車を支援してきたおかげでBYDは世界一の電気自動車メーカーにのし上がった。アナログ製品の時代は技術の差が埋められないほどだったが、デジタルの時代になると一気に差を埋めることができるようになる。AIが導入されるようになるともっとこの傾向は強くなる。


