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子供の労働を許すべきでは?

労働基準法では、満15歳になり最初の3月31日を過ぎれば働けるとある。中学を卒業して4月から働けるが、それまでに働くことは許されない。これは、中学までが義務教育だからで、それまでは勉強一筋に頑張って欲しいということ。

僕は、小学校4年生からずっとアルバイト生活をしていた。建材屋、郵便局、新聞配達、土方など多種にわたって働いていたが、現在の労働基準法では違法になり中学を卒業しなければアルバイトはできない。

学校では勉強だけで優劣が付けられ成績表やテストの点数で評価される。しかし、社会はもっといろいろな評価の仕方でその人となりを評価する。そのことを子供の頃から知っている方が、良いと僕は思う。

働いているから勉強できないと決めつけるのではなく、働くことで得たことが将来、役立つことがたくさんある。同級生ばかりの付き合いでは得られない大人の世界も知ることができる。それが、どんなにか子供の成長に役立つか。

学校になじめない生徒は学校に行かせる。成績の振るわない生徒は勉強を教える。子供にとっての選択肢はそれだけではない。幼少期から丁稚奉公して立派になった松下幸之助や本田宗一郎などの起業家もいる。

多感な時期の子供は学校で勉強だけでなく、会社やお店で働くことで学問以外の経験を積むことで得るものもある。労働者不足の日本では、子供の労働参加も喜ばしいことではないだろうか?お手伝いをしておこづかいを手にしたときの笑顔を思い出してほしい。

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