老後の資金に2000万円必要だと言われています。でも、60歳の方の30％は100万円の現金も持っていません。定年後、65歳で年金をもらうまでは働かなければ生活できない。何しろ子供の養育費と親の介護費で収入は飛んでいく。

 

定年になっても嘱託社員になれば収入は半減するが再就職よりはまし。かつての部下に指示されても知っている仲間と一緒に働いている方がまし。これでやっと生活できるが、65歳になりこの仕事も失くした時、年金受給が始まる。

 

仕事を失くして家でのんびりしていると妻が嫌な顔をしている。小言が多い、指示が多い、文句が多いの三重苦でまいっている様子。やっぱり、仕事を探してみるが夜間の守衛や誘導などきつい仕事が多い。65歳を過ぎるとさすがに体力に自信がない。

 

パソコンスキルがあれば在宅仕事も探すことができる。今流行りのテレワークでデータ入力などの仕事になる。時給1500円以下の仕事だが1日3時間で4500円。20日働けば9万円になる。年金と足してこれなら生活できる。

 

こうした仕事に就くにはWord、Excel、PowerPoint、メールなどのスキルとITパスポートの資格があれば探しやすい。第2の人生は体力不足を補える仕事にしたいもの。スキルをしっかり身につけて人生を謳歌して欲しい。