電力会社がなくなる?
各家庭に設置されている太陽光発電は、発電して自宅の電気に使ったり、余った分を電力会社に売ったりしている。最近、蓄電池に太陽光で発電した電力を自宅に蓄えて電力会社からの電力をできる限り使わないようにしている。
これをAIによって各家庭の蓄電池に接続してネットワーク化する。すると、ある家庭で余った電力を別の家庭に送ってあげることができる。これが何千人、何万人と増えてくると各家庭の太陽光発電システムだけで電力をまかなえるようになる。
大規模発電をしている電力会社は送電網を管理するだけの会社になり、火力や原子力によって発電しなくても良くなる。20世紀の大企業だった電力会社は徐々に消滅していく。そんなことがこれから起こってくる可能性だってある。
AIは、何百万人の家庭の電力を補い合い、どの家庭に送電し、どの家庭から送電するのか、そのときのコスト迄瞬時に計算する。夢物語の送電網を作り上げて新しい社会を産み出していく。僕たちは、そんな時代に遭遇している。