古い価値観は通用しない
昭和の時代、入社は生涯に1社のみ。入社すれば定年になるまで働くのが常識だったが、今では転職が当たり前の時代になった。何しろ、転職先の募集はたくさんあり、スキルとヤル気があればどこにでも就職できる。
昭和の時代、結婚は生涯に1回のみ。結婚すれば死ぬまでいっしょに暮らすのが常識だったが、今では離婚が当たり前の時代になった。何しろ、離婚しても女性の就職先があり生活に困ることがない。再婚先にも困らない。
昭和の時代、親の指示に従うのが子供の務めだった。親に逆らうことは孝行とは云えず、どんな理不尽なことでも従うのが常識だった。しかし、令和の今では親が親らしい務めを果たしていなければ逆らうことが常識となっている。
昭和の時代、住居は畳(たたみ)と襖(ふすま)と障子(しょうじ)床の間(とこのま)が常識だった。しかし、令和になるとフローリングとドアとサッシが当たり前となり、庇のある家も見かけなくなった。
昭和の時代、駄菓子屋と商店街の個人商店が賑わっているのが常識だった。どの町に行ってもご当地の面白いお店があった。しかし、令和になると全国展開しているテナントが入るショッピングモールが賑わい、街の商店街は廃れてしまった。