生きていることの特権
生きていれば何かしら人様にご迷惑をおかけしているが、そのことに気が付かず、あるいは、気づいても感謝することなく過ごしていることが多い。私は誰にも迷惑などかけることなく生きていると思い込んで自分が信じる道を堂々と歩いていると自負する。
しかし、人生上手くいくとは限らず、どこかでつまずき後悔するときもある。落ち込んでいるときに初めて多くの人から支えられ生きてきたことに気が付く。遅きに失したかもしれないが感謝しなければと反省する。
自信過剰で傲慢で人さまへの感謝を忘れ傲慢に生きてきたのだと思ったとき、それが人としての成長につながる。遅いことはない、幾つになっても気が付いた時に反省して感謝しながら生きていけることが生きていることの特権なのだから。