100年間生きるのに、仕事は50代で役職定年やリストラなど厳しい現実。最初の50年は若く元気で体力も気力もあるが、50代以後の50年間を仕事もせずに生きるのは無理というもの。とても年金や蓄えだけで生活できない。

 

サラリーマンのときに、起業家としても仕事ができるスキルや知識がない。研修会では会社が求める上司のための研修や会社が求める技術研修ばかり。起業するのに必要な書類は？どこに届ける？税金や保険などは？まったく教えてくれない。

 

50代から転職先を探しても、今までの実績があれば転職しても高収入が得られるが、何の実績もなく会社のノルマをこなしていただけでは何の評価にもならない。営業先の会社に就職しようにも断られる始末。

 

こんなことなら、サラリーマンのときに50代以後の人生設計を立てた資格取得やスキルを身につけておくべきだった。会社がいつまでも自分を雇ってくれると思っていたのが間違いの元。役職定年や嘱託社員になってから後悔する。

 

自分を過大評価して過信するべきでなく、会社から放り出された自分に何が必要なのかをよく考えて、今のうちにしっかり必要な資格やスキルを身につけて将来に備えておくべき。調理、アート、陶芸、ライターなども立派な仕事にできる。