少子高齢化の近未来 町が消えていく
集落居住者の半数以上が 65 歳以上になると限界集落です。僕が住んでいる町の近くはすでにそうした街があり、草ぼうぼうの空き地や崩れかけている空き家が多くあり、人がひとりやっと通れる程度の細い道しかありません。
町に予算がないので整備もできず、橋などの修繕は後回しでいつ崩落してもおかしくありません。移住する人もなく、これといった産業もありません。少子高齢化の影響を最もうけている田舎の町はここだけではありません。
町おこしが盛んですが、人口減少なのでどこかの街から移住していただくしか町の人口を維持できません。魅力ある産品もないのでネット販売することも直売所を作っても売るものがありません。お客様の来ない立派な建物の産直市場になっています。
街にあるスーパーは閑散として空きスペースもかなりあります。上層階はガラガラで何年も空いたままです。若者は中高一貫校に進学し、大学は都会に出て都会で就職するので田舎に帰ってくる人はほとんどいません。
田舎で暮らすにはネットは欠かせません。何しろ、銀行や大手スーパー、ユニクロや書店、洋品店や家電店などがなく、チョットしたお買い物はネットに頼らざるをえません。パソコンやスマートフォンが使えないと暮らしは不便です。