少子高齢化の近未来 介護老人が増えた
2040年になると要介護の人が増えて1000万人程度になり介護施設が不足し、入居するのはかなり困難な状態になっている。何しろ平均寿命はどんどん伸びており、75歳以上の後期高齢者の増加は著しい伸びを示している。
100歳まで生きる人が増えているが、健康状態は良いとは言えず、若い頃からの生活習慣で生活習慣病の方が増えて何かしら病気の方がとても増えている。65歳から100歳まで35年間も年金暮らしで生きることが困難な時代になった。
加工食品を食べ続けているので肥満の方が多く、生活習慣病からくる介護の必要な方が増加した。国民の半数が65歳以上になり、4人に一人が75歳以上の後期高齢者になった。インスタント食品、菓子パン、清涼飲料水を取り続けた病気も多い。
介護施設では無人化率を高めるために、ベッドに検査キットを装着して、体重、体温、睡眠時間などを検査するようになり、音声入力で健康状態を診察するAI診断も行うようになった。食事は自動調理器が行っている。
排尿や排せつもロボットが行っているし、施設の掃除もロボットが行っている。家族との面会もネットにつながったディスプレイで行うようになった。各自にICチップが埋め込まれ徘徊しても居場所がすぐにわかる。ドローンがそこに行って施設に誘導している。
施設は無人化されているので、デジタルツールの操作をまず覚えておく必要がある。入居する前にパソコンやスマートフォンを使えるのかどうかテストして、使えなければ入居できない。ベッドサイドに呼び出しの押しボタンはもうない。
パソコンやスマートフォンが使えると思っていても、日進月歩で進化するデジタルツールは、2年もすれば操作は変わってしまっている。絶えず、更新されるデジタルツールを使いこなせるように、日々勉強する必要も出てくる。