君子危うきに近寄らず
公園の無料駐車場で車を停めていると、隣に車を停めていた人が「あなたの車はこの白線にタイヤが乗っている。どういうつもりなの?」見ると、少し駐車場の白線に乗っているが、隣の車の邪魔になるほどではなく、人も通れるほど空いている。
何も言わずに車を出そうとすると、突然「あなた、謝りなさいよ!」と叫んで、僕の車の前に立ちふさがった。困った僕は、「白線にタイヤが乗っているだけですよ。」と言うと、「何を言っているの、謝ったらどうなのよ!」と怒鳴りだした。
僕の車は大型のワンボックスで、車幅もあり車長もある。ふつうに駐車場に止めても前が出るほど。そうしたことは考慮されずに、ただ怒り心頭になっているご婦人がいて、そのご主人と思われる人に、「すみませんが、奥様を移動させてください。」とお願いした。
こうしたすぐにキレる人に何度か出会うことがあるが、そのたびに驚くばかり。自分の思うマナーに違反する人は容赦なく攻撃するタイプで、相手が屈服するまで執拗に怒りをあらわす。こうした場合、相手の感情に左右されず冷静に対応してその場から離れるようにしている。
何しろ相手は怒りに支配されているので何をされるかわからない。うまく逃げる方法を考えるようにしている。できれば、こうした人とは二度と会わないようにその場所には行かないようにしている。こちらも気分を害するが、危害を加えられずにいて良かったと思うようにしている。
怒りをあらわにする人にこちらの立場を話しても、火に油をそそぐだけになる。感情的な人は、自分の感情に流されて怒っているので何を言っても無駄になる。サーフィンをしていても波の取り合いや駐車場の場所の取り合いで口論になっている。そうしたビーチにはできるだけ近寄らないようにしている。