うまい投資話には裏がある
不動産セミナー、FX投資セミナー、など○○セミナーでは、その投資でこんなに儲かって御免なさいという桜役の人がいて、贅沢話をして皆を惹きつける。まじめに働いていた時は貧乏だったが、今では億ションに暮らし毎年海外旅行に行ってますなど…。
そんなうまい話あるものかと思っていても、目の前にその人がいてたたみかけるように話され、友達までそうだそうだと話し出すと、ついついつられて自分もその投資をやってみようかと思うようになる。それこそが相手の罠で、投資すればするほど財産を失う。
気が付けば、取り返しのつかないほどの損失を出し、自己破産する人までいるが、こうした投資話はなくなるどころか不景気になると多くなり、被害を受けた人がたくさん出てくる。その多くはご年配の方で、一度相手を信じるとトコトン信じきってしまう。
家族や友人からやめた方がイイよと言われても、信じている人は詐欺まがいの投資をやり続ける。破産してから騙されたと反省してももう遅い。僕にも多くの投資話があるが、ひとつとしてやっていない。資産の目減りだと言われようが銀行貯金がいちばん安心できる。
投資ほど、危険極まりないギャンブルはない。なけなしの金銭を投資するなら、仕事を見つけてコツコツ働いて稼ぐ方がよほど確実に儲かる。そのことに気が付く人は投資をしない。それまで多額の損失を出しているか、近くにそうした人がいるからだ。
贅沢をこれ見よがしに見せつける人を信用してはならない。投資話は友達でも信用してはならない。例え家族であっても投資話にはのってはならない。バカと言われようが普通預金や定期預金で蓄えておく方が長い目で見ると資産の損失を防ぐことができる。