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近未来の日本

 

日本は少子高齢化で子供と労働人口は減少、高齢者は増加している。これが20年ほど続けばかなり日本の人口は減少して高齢者の割合が増えている。そんな時代になれば、限界集落(人口の半分以上が65歳以上、インフラの維持ができないなど)ならぬ限界マンションや限界団地が増えている。

 

これまでは、過疎が進む地方の問題だと思われていたが、都市部でも老朽化がすすむマンションで住民も高齢化して建て替えや修繕などの維持管理ができない状態の限界マンションや交通の便が悪く空き家が目立つ戦後間もない頃、開発された団地などが限界団地になった。20年後はもっとひどいことになっている。

 

かつて栄えた都心の駅前であっても、現在はシャッター街の商店が並ぶ通りなどは老朽化が激しい。建て替えには反対でこのまま住み続けたいと思っている高齢者がほとんどで再開発が進まない限界駅前商店街。箱もの行政に明け暮れていた行政も再開発の費用を工面できないでいる。

 

日本中に高齢者が目立つ団地があちこちにある。若者は都心のマンションで暮らしており、交通の便が悪い団地に住みたがらない。雑草が茂っている空き家も多く、私道のために道路の補修工事も年金暮らしの団地の住民で負担しなければならずできない状態。格安物件が多いのだが見学するだけで購入にはいたらない。

 

近未来の日本は、高齢の警察官や自衛官が増え、サラリーマンも70歳の方が増える。ショッピングモールは廃墟になり、お買い物はネットになり世界中の商品が買えるようになる。廃線になった鉄道が増えて駅前は廃墟になっている。空き家が多く賃貸暮らしに困らず、不動産は売れなくなっていく。

 

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