僕の住んでいる町から大阪まで電車賃は片道4270円往復すると8540円、それに地下鉄やカフェなどでの飲食代を入れるとゆうに1万円を超してしまう。これだけのお金があれば、ユニクロでダウンジャケットと暖パンとヒートテックの下着が買える。

 

都会に出てお買い物をするのは田舎では買えない素敵なものがお店にあふれていたから。夏や冬のバーゲンセールなどは朝、電車に乗って梅田、心斎橋など歩き回ってお買い物を楽しんでいた。それが今ではネットでお買い物をするようになった。

 

都会のお店とネットの比較では商品数に圧倒的な違いがある。検索すれば大店舗以上の商品数が現れるし価格も安いことが多い。配送料を入れても電車で行くより安上がり。しかも、最近は海外のサイトからも簡単に商品を購入できるようになった。

 

田舎のお店や駅前の商店街は大型店との価格差や商品数で負けて敗退していったが、その大型店もネットとの価格差や商品数で負けて敗退しつつある。ネットでお買い物をすれば商品数に応じてクーポンが与えられ、購入金額に応じて割引クーポンもある。

 

僕は、古着はヤフーオークションで購入し、アパレルの新作は香港メーカーから直接購入している。デザイン力では日本人のデザイナーに勝り、価格設定も安い。いろいろな商品がネットを通じてグローバル化している。こうした傾向は今後ますます増えてくると思う。