高齢者は低賃金で働いている
2021年高齢者白書によると、60歳か~64歳の方は71%、65~69歳が49.6%、70~74歳が32.5%、の割合で働いている。さらに、男性の就業者の割合は、55~59歳で91.3%、60~64歳で82.6%、65~69歳で60.0%。女性は55~59歳で72.8%、60~64歳で59.7%、65~69歳で39.9%。70~74歳の男性の就業者の割合は41.3%、女性の就業者の割合は24.7%。
定年を迎えても生活費を必要とする方や、まだまだ現役で働きたい方がたくさんいる。ただし、彼らの収入は大幅に少なく60代で年収300万円以下、70代で年収200万円以下になる。定年退職すれば、その人のスキルがどれほどあるのかで評価され、前職は管理職だった、上場企業で働いていたとかは評価されない。むしろ、こうしたことを言えば扱い辛い人だと評価される。
高齢者の就職先は限られ、正社員ではこれまでの人脈を活かした保険の外交などになり、それがダメなら臨時の日雇いやパート社員が多くなる。つまり、必要とされる体力やスキルがないと判断されている。21世紀はパソコンやスマートフォンのスキルがどれほどあるかによって評価される時代なのだ。ウエブデザイン、Eコマースなどのスキルがあるのか?
高齢者になれば自分の個人会社を立ち上げ、ネットを利用すれば高収入も得やすいし、体力仕事ではないし労働時間に縛られることもないので仕事は楽になる。ITスキルはお近くのパソコン教室わかるとできる でしっかりお勉強して身につけてほしい。自分のスキルをネットで公表して仕事の依頼を受けたり、オリジナルの商品を製作して販売したりすれば楽しいと思う。