シニア消費が日本を支える
日本の消費は280兆円ほどで、その半分以上が60歳以上の方ですし、マンションなどの不動産の所有者の半分以上が60歳以上です。日本は少子高齢化が進んでいくので、この傾向は益々強くなってきます。
元気でやんちゃなシニアの方が増えていますし、彼らの消費は活発で、収入は少なくても財産は充分あります。旅行に行くのもシニアが多いですし、山歩きも、フィットネスクラブも、高級レストランも・・・シニアの方で溢れています。
彼らが活発に消費をけん引してくれると、仕事が増えて若者の雇用が増えてきます。雇用が増えれば、賃金が上昇し始めます。若者の収入が増えれば、若者の消費も増えてきますし税収も増えます。
相続税の高さに驚き、相続税対策を考えるだけで嫌になることもあります。自分の代で、できるかぎり財産は使い果たして、遺産相続で言い争うことがないようにしようと考える方も増えています。