安月給で経営を成り立たせる
安売り企業が従業員の給与を最大限抑えて成り立ってることがよくある。ライバル企業に勝つにはとにかく安くすることだと思い込んで、安かろう悪かろうになって給与も安かろうになってやっと経営を成り立たせている企業は多い。
安売りの会社の経営者は、自分の給与も取れないほど苦しい経営をしているんだと窮状を訴える。単価を上げて皆が生活できる十分な儲けの出る商売にすることなど不可能だと思い込んでいる。地獄のような苦しさの中で経営している。
僕は経営者としてこうした経営のやり方には反対で、自分や従業員の給与を犠牲にしてまで安く販売するなら廃業した方がましだと思う。自分や従業員の生活を犠牲にしてまで守るべき会社などありはしない。会社は自分や従業員を幸せにする場でなければならない。
僕はいつも業界ナンバーワンの給与を確保できるように会社を運営してきた。だから安売りはしない、その代わりに授業という商品価値を高めることにした。パソコンやスマートフォンの更新があればすぐに対応するし、インストラクター担任制度も導入した。
受講される生徒満足度を重視して、講義の内容の見直しと更新、スタッフの見守りやサポート力向上、インストラクター研修のための教育機関「わかでき大学」の設置…安さで勝負するのではなく生徒満足度で日本一であり続けることを大切にしてきた。
そのためには、僕の会社で働く人とそのご家族の生活を守ることが大切。良き経営者は良き従業員を育て、良き従業員は良きお客様を育てる、良きお客様は良き利益をもたらし、社会に貢献するようになると僕は信じてやってきた。だから日本一の評価を得ているのだろう。