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考えの違いで殺しあう

 

資本主義と共産主義の違いでお互いに敵視して、弱小国で代理戦争をする。引き裂かれた弱小国は自国民同士がそれぞれの大国の支援を受けながら殺しあう。もしも、資本主義や共産主義を持ち込まなければ弱小国は貧しいながらも平和に暮らしていけた。

 

白人が世界を席巻して資本主義や共産主義ができ、それぞれの大国が他国にどちらかの政治体制を確立させるために武装勢力を支援する。大国の支援を受けた政権と反体制派の武装勢力はどちらも弱小国民で過激な思想にかぶれてより過激になっていく。

 

自国民同士で殺しあう最前線では、大義名分は消え失せて殺りくすることだけになる。理想や大義を失った末端の兵士は、いつしか殺しあうことに疑問を感じて白人の考えを否定するようになる。彼らが来なければ自国民同士で殺しあうことがなかったのに…

 

庶民にとって政治体制がどうあれ平和で自由に暮らせれば何でもよい。王政でも、幕府でも、平和で自由に暮らせればそれでよかった。それが二つの主義による政府ができて汚職にまみれ、民衆の暮らしが悪くなれば、そんな主義はないほうがまし。

 

僕も含めて庶民は政治体制よりも日常の生活が安定していれば、政治体制が何であれそれでよいと思っている。強烈な圧制や統制、腐敗が進み、普段の暮らしができなくなれば民衆は立ち上がるが、そうでなければ普段の暮らしのほうが大切。

 

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