戦後の奇跡的復興は自由に経済活動ができたから
戦後、日本は奇跡ともいえる経済復興ができたが、これはGHQによる統制のため日本政府の規制がほとんどなく自由に経済活動ができたからだとホンダの創業者、本田宗一郎が言っている。日本は昭和の終わりごろには世界第二位の経済大国にまで昇りつめた。
だが、日本政府の規制が強化され天下り先が多くなり、ご意見を言う偉いさんが増えてきた平成から令和にかけて日本はドンドン衰退していった。企業がアグリビジネスに参入しにくい日本、技術開発をすれば軍事利用も可能になり補助金がカットされる日本…
権威あるご高齢の人からのご意見、規制の許認可を行う行政の人々によって革新的なことができない日本、新しいことをすればそれは今までにないから許可できないと言われる。日本企業が剰余金を投資に向けようとしてもこうした壁に阻まれる日本。
企業の運命を握っているのが経営者なら、日本の運命を握っているのは政治家。彼らは、5年、10年、100年後の日本のグランドデザインを声高らかに主張することがない。現在の日本は過去の出来事が積み重なっているからで、これからの日本を創るのはこれから何をするか?
我が党は、国民に10万円を与えます!我が党は、毎月1万円以上を18歳になるまで与えます!そんな公約より、日本の将来をどのようにして経済大国にまで押し上げ、皆が高給を得られるようにするのか具体的なグランドデザインを主張すべきだろう。