まとまったお金の使い方には3通りあり、物やサービスを購入するのと利殖や投資によってお金を増やすやり方がある。多くの人は、まとまったお金があれば何をするかとイメージした時、使うことを考えるが、これだとお金はドンドンなくなっていく。使い切ったときは贅沢が身に沁みついて借金するようになり嫌われる存在になってしまう。

 

いっぽう、利殖してお金を増やすというのはすぐに使わないで貯金や債券を買って、その利殖分だけ使うようにすればいつまでも元金はなくならない。それに味を占めて株やリスクのある投資を行えば元金もろともなくなる恐れがあるので、賢い人は、利率は少ないが確実な債権だけに投資することを選ぶ。

 

もういっぽうの投資は起業して社長になり、自分の会社で儲けるようにする方法で、これだといっきに財産を増やすこともできる。事業を起こすためには、いろいろと勉強することも人脈を活かすことも必要だろうが、いちばん財産を増やしやすい方法でもある。株と違って自分の力量次第で儲けを吹っ飛ばすこともある。

 

お金があれば増やすことを考える若者が増えており、少しずつ貯めることは良いことだ。まとまったお金があれば投資だと株やFX、デジタルマネーなどリスクの高い投資に目が向きがちだが、それよりもリスクの少ない事業を自分で起こすことも考えて勉強することをお勧めする。

 

人生は思うより短い。のんびりしているとすぐに年老いてしまう。思い立ったが吉日というように、思い立った時こそ挑戦する好機だと思うことだ。幾つになっても恥じることはない。性別や年齢や家柄などに関係なく、挑戦して挫折を味わい苦労して自分に投資することで得るものは大きい。