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お店を閉めろ、雇用を守れ

 

これまでは頑張って働けば未来は明るいと言われてきたが、今ではお店を開けることが悪いとされ非難される。おつりを現金で渡すとふざけるなと叱られる。会社に出勤すると非難されるし営業に出かけるとなめてんのか!と言われる始末。仕方なく休業しても今度は雇用を守れと言われる。

 

お店をやむなく閉めて売上がゼロで家賃を支払い、仕事のない従業員に給与を支払い、借入返済するなんてこといつまでもできるわけがない。行政の窓口は手いっぱいで融資の相談すらできない。雇用調整助成金の申請書は複雑怪奇でどのように申請すればよいのかもわからない。八方ふさがりでは廃業した方がまし。

 

いつになれば正常な企業経営が出来るのかわからい状態のコロナショックでこうした廃業や倒産が続出している。欧米では大手航空会社、百貨店やショッピングモール、国内でも大手アパレル業、観光業や外食産業からこうした状態に陥っている。失業率はアメリカではすでに25%になっており、日本でも金策が尽きた企業から失業が増えている。

 

これまでの経済危機と違って頑張って働いて切り抜けようではなく、仕事をせず家に居て外出を控え、ジッと我慢することが求められている。これで雇用を守り会社を守れとは…ただ、こうした状態でも商売繁盛の業種もあり、IT企業、ネット販売、医療関連企業、物流企業など。これまでの商売からこうした企業に歴史上の大変化が起こっている。

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