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リーダーは何をしても非難される

 

資本主義は利益優先で、行政も民間企業もどうすれば最小の投資で最大の利潤を得られるかを考える。ただ、それぞれの組織のリーダーは独自の考えがあり、あくまでも利益優先でリスクを想定しないリーダーもいる。そのため、国家や企業を潰してしまうこともある。

 

今回、コロナウイルスの感染がニュースになり始めた2月初旬に僕は企業経営者としてテレワークを導入するための準備を最優先して行うように指示した。2月中旬には地元の病院の医師がコロナウイルスに感染したと日本中でニュースになった。

 

3月にはテレワークのシステムの基本が出来上がりテスト運用できるようになった。4月からは完全テレワークの導入に踏み切った。外出規制になれば高齢の生徒様(パソコン教室わかるとできる)がネットでお買い物ができるように急ぎ指導してほしいとアドバイスした。

 

4月になれば行政からの依頼で、指定地区のパソコン教室を閉めるようにした。全国のオーナー様には緊急融資を受けるようにアドバイスし、雇用を守るための助成金の申請もお話しした。自社ではいろいろな事態に備えて創業以来ずっと剰余金を積み増して来た。

 

この資金を利用して加盟されているオーナー様の支援を行うことが出来る。コロナショック後の資本主義は、ウイルス、地震、津波、豪雨、高波、台風など想定外の事態に備えた国家や企業の運営が求められる。想定外の事態に対応できるリーダーかどうかが問われている。

 

ただ、人の見方はいろいろで非難されることもある。生徒の感染を防止するという視点、従業員の雇用を守るためという視点、ウイルス感染防止という視点、経営者の視点…いろいろな非難やアドバイスをいただき、お叱りも受けていますが最善を尽くしていくのがリーダーとしての役目だと思っている。

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