ああ社長”(-“”-)”
1.赤字の会社は、安く買いとることができる。土地や在庫で100億円ある会社でも、毎年赤字であれば60億円で買うこともできる。買えば、差額分の40億円は買い取った会社の利益として計上される。これで儲かったと勘違いして赤字の会社をドンドン購入して決算書は超優良企業になっている会社もある。
社長はご満悦で、こんなに儲かるならと赤字の会社をドンドン買い取っていくが、赤字の会社を黒字にできないなら赤字が膨らんでいく。土地や在庫も売れなければ損失になるので、ハイリスクな買い物に違いない。決算書が良くても自由に使える現金がない状態で経営的には危険な状態。
2.企業業績を伸ばして誰からも褒められ尊敬されるようになると、豪華なレストランやクラブに接待されるようになり、服装や趣味が贅沢になっていく。自分の家族にも豪華なホテルに宿泊し高級料亭で食事をするようになり、家族も贅沢に慣れ親しんでいく。洋服も高級ブランド品になっていく。
会社に高級マンションや豪華な別荘を購入させて、自宅や家族だけで使う別荘にしてしまう。ベントレーなどの高級車を会社で購入して、自家用車として利用するようになる。高級リゾート会員権を会社で購入して自分や家族だけで使うようになる。他社の社長さんも同じようにしているので罪悪感はない。
3.会社が儲かるようになると、法人会や経営者セミナーなどからお誘いがあり、興味から出席するようになる。ためになる話を聞き感動し、同じ経営者仲間にしか話せないようなことも話し合える場に初めて出会う。人々のためになるからと、早朝からゴミ拾いや掃除などにも積極的に参加するようになる。
会社の経営は社員に任せて、自分は社会貢献に身を任せるようになる。海外の救われない子供たちへの学校建築や井戸掘りなどにも参加して多くの人から感謝される。しかし、本業はおろそかになり、気が付くと社員は自分を尊敬しなくなり指示は的外れになっている。