他の動物と違って人類が進歩したのは?
毎年春になると、ツバメがやってきて、軒先に巣を作るように、人類以外の動物は何代経っても同じことを繰り返しています。しかし、人類は数世紀前の暮らしからはるかに便利な暮らしをしています。人類だけは、失敗から学ぶことができますし、便利な道具を開発することもできます。
失敗しても同じことを繰り返していれば何の進歩もありませんが、失敗したので、今度は、失敗しないようにやり方を変えたり道具を使ったり、手に入れた知識や技術を他人に教えたりできれば進歩しますし、不便だと思っていたこともアイデアを活かして便利になるようにできれば進歩します。
僕自身、多くの失敗から学んだことは多いです。幾度も同じ失敗を繰り返して学ぶこともあります。失敗したからこそ、必死になって注意しようと思いますし、何かしらの策を考えるようになります。成功したから改善するよりも、失敗したから今度こそ!という方が意欲は高いですので、失敗人生こそ成功人生への糧になると思って間違いないです。
また、失敗しても頑張ったことは後から後悔ではなく、楽しい思い出となって甦ってきます。落ち込んだり、悩んだり、悔しかったり、バカにされたり、苛められたりしても、なんとかそれを乗り越えようと努力してきたことで、そのことが自分の人生をより豊かなものにしてくれたと思えるようになります。