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叱るのは愛情があるからだぁ!

 

運動部などではコーチや監督が部員を怒鳴ったり叱ったりするのが当たり前のように思われているが、現在のコーチングではこうしたやり方はしない。仕事ではなおさらで、怒鳴ったり叱ったりすることを「俺の愛情表現だ!」と言っても、パワーハラスメントとしか評価されない。軍隊でも隊員に怒鳴ったり叱ったりすることは禁止されている。

 

とんだ思い違いをしている上司はどこにでもいそうだが、こうした上司に出くわすと始末に負えない。本人は、指導していると思い込んでいるから反省する余地がない。怖いので、部下は黙って聞いているが、うなだれて謝っている部下は面白くないので仕事に身が入らなくなる。

 

怒鳴ったり叱ったりすることを自慢している人に出会うと、この人の下で働く従業員が心を病むのではないかと心配になる。実際、こうした上司に就いたばかりに心を病んでしまった人も知っている。退職すればよいのに、責められていると自分が仕事の能力がないからだと勘違いしてしまう。

 

部下は上司には逆らえないと思っているがそんなことはない。理不尽な行為に対しては断固拒否しても構わないし、訴えてもよいだろう。職場のパワーハラスメントは、それが理不尽だと訴えなければ相手はわからない。そんな上司に「あんたは部下の心を傷つけている!」訴えて解雇されても、その方が良い。

 

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