信頼をなくした人がどんなに素晴らしいお話をしても心に響かない。むしろ、そんな話ができるなら自分の行動をみなおせば如何ですかと言いたくなる。むかし、素晴らしいお話をしてくださるが行動はハチャメチャな人にお聞きすると、「自分に言い聞かしているんです。」と教えてくれた。

 

なるほど、だから素晴らしいお話をしてくださる人を安易に信用するのではなく、むしろ、できないからこそ言い続けているのだと思うようになった。素晴らしいお話をしていない人が素晴らしい行いをしていることは多いし、素晴らしいお話をしている人が素晴らしい行いをしていないこともよくある話。

 

庶民の味方、庶民に素晴らしい内容を訴え、その真摯な姿に心打たれて投票し、選ばれた政治家が、ヤジを飛ばして発言者をバカにしている姿を見ると、本当にこの人で良いのかなと思う。当選すればふんぞり返り、選挙の時は平身低頭な姿に見慣れた庶民の僕には、プロの政治家は信用置けない人に映る。