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海外産の野菜

 

日本の畑と違って海外では地平線の彼方までトウモロコシ畑という風景は当たり前。単一栽培で広い大地に地下水をくみ上げて管理している。遺伝子組み換え作物は減農薬栽培を可能にしたし、化学肥料は大きく成長させるにはもってこい。安くて同じ大きさの野菜を大量に生産するには科学を駆使した管理が大切。

 

残留農薬に関しては遺伝子組み換えの方が少ないが、これが健康に良いのかどうかとなると虫が死んでしまうような野菜が大丈夫なのか?疑問が残る。店頭にならべるまで新鮮な状態で海外から日本に輸送するには、いろいろな処理を施さねばならない。これも健康に良いのか疑問だが、国産に比べてはるかに安いので買ってしまう。

 

欧米では、クローン牛、遺伝子組み換え作物などが扱われ、自然にはない肉や野菜、果物を食べている。日本でも海外産の肉や野菜やフルーツなどを安いからと購入したり外食では利用されたりしているが、海外でもこれが原因だと思われる病気や障害がみられるなど危険だと指摘している方もいる。

 

20世紀後半から近代農業は大量生産を可能にし、餓死することは亡くなったが、20世紀まで考えられなかった食材の危険性について考えさせられることが多くなった。工業製品のように同一規格品を大量に生産することで、近代農業は発展を遂げたが儲けのために、人の健康という視点を欠いたように思える。

 

大企業だから大丈夫と思うのは危険で、大企業だから政治献金もしており行政の手の届かない範囲で儲けるためには手段を択ばない経営がまかり通っていると考える方がよさそう。科学を駆使して最小のコストで最低の価格を実現し、ライバル企業が太刀打ちできない低価格を実現し消費者に買っていただく。

 

 

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