大手マスコミはCMを流すことのない中小企業は完膚なきまでに叩き潰しても、大企業のCMによって支えられているマスコミは、その大企業をたたくような番組やニュースは流さない。献金を貰っている政治家や官僚は、どんなに汚染物質が大気を汚染し、河川に流されていても分析検証には手心を加える。

 

テレビ局は、大企業や大物政治家などによる社会の不正を暴く番組を作れない。いい加減なオチャラケ番組と当たり障りのない話題に終始している。箱もの行政の破たんとその責任や労働組合や献金してくれる大企業によって左右される政治家の活動と苦悩、第三セクターの破たんとその責任などの特集はない。

 

トランプ大統領が自分に都合の良い報道機関だけにしてマスコミに選別を加えているのはアメリカらしいが、世界中どこでも行われていること。お互いに利用し合うことで成り立っている間柄なので、ライバル企業やライバル政治家のゴシップネタは提供しても、自分に都合の悪いものは提供しないし書かせたくない。