徳川家康の遺訓にあることばで、怒りは必ず相手の怒りや恨みを招き、結局は自分の身を滅ぼすことになるということから慎むべきだという戒め。
戦国武将として生き残るには冷静沈着で感情的にならず平然とした我慢が必要で、「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥(ホトトギス)」という詩を読んでいる。
しかし、如何ともし難く怒りに身を任せている人を見かけることが多くなった。自分の感情に振り回されている姿は醜く、顔は歪んでいる。
こんな人に出くわすと数日気分が優れなく胃が痛くなってくる。周りの人もけむたがるので、その人は益々感情的になるが末路は孤独で不幸になっていく。