言いたいことは明日言え

 

腹を立てたり感情的になったりしたとき、思ったことをすぐ口に出せば失言をしたり、自分の醜態をさらすなどして後悔をすることが多いから注意せよということ。時間をおいて一晩考え、翌日心が落ち着いたときに言ったほうがよいという教え。

 

感情的になったときは自分を見失っている。がなり立てたり怒鳴ったり、泣き出したり、狼狽したり、むっつりしたり、そんな醜態を見せるなら、その場は我慢して立ち去り、一晩じっくりと考えて平常心で対処すべき。

 

 

感情的になっているとき、それを後押ししてくれる人がいると嬉しいが、その人を巻き込んでいることに気が付かないし、その人も我慢しないでその場の雰囲気にのみこまれているだけなのがわからないので恥をかくだけ。

 

感情的に怒鳴っていたり、自分の意見ばかり言い張っていたりする姿を観て、素敵な態度だ、感激したなどと誰も思っていない。相手の立場を考慮して許す心のゆとりがなければ、人は慕ってくれず離れていくだけ。

 

周りの状況に左右されて、すぐに感情的になる人が好かれることはない。僕は、経営者なので、自分の感情はできるかぎり抑えて、周りの人々の笑顔を引き出すことに心を配るようにしている。