ビジネスにはルールがある
勝つためには手段を選ばずといっても、野球やバレーボール、空手やボクシングなどスポーツはルールがあって成り立っている。ルールの範囲内で勝つためにそれぞれがしのぎを削って戦っているからこそ観ていて楽しい。
ビジネスも同じことで、儲けるためなら何をしてもよいということではない。産地偽装、賞味期限の改ざん、食材の偽装、銘柄偽装やメニュー偽装などもあれば、決算での偽装(粉飾決算)、構造計算の偽装もある。
お客様を裏切る違法行為は許されるものではなく、法律でも罰せられるばかりでなく、企業トップの逮捕にもつながる。儲けになるなら何でもするという経営トップの方は贅沢な生活をして、感情的な方が多い。
目先のお金に目がくらみ、お金儲けしか頭にない状態になると人は感情的になるし、自己中心的になっていく。他人を犠牲にして自分の幸福を築こうとする行為は、例え法の範囲内であっても許されるものではないと思う。