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わかるとできる物語 第5章 9 誰にも真似のできないビジネスモデルを創れ!

2014-11-26 20.36.46

「わかるとできる」パソコン教室は、日本全国のパソコン教室のお手本としてチラシやテキスト、教室規定や運営方法などが真似され続けている。これまでにも、カリスマ先生と自称する先生が何人か出てきたが、教室訪問して生徒の方が集まることもなければ、研修会に出て自分が出演している映像教材を説明することもないし、教室インストラクターにどのようにしてインストラクションすればよいのかを話すこともない方ばかりだった。もちろん、全国数か所で会場をお借りして、生徒の方やお友達やご家族にも参加していただいて講演会を行っている自称カリスマ先生はいない。

 

教室現場で多くのインストラクターのご意見を伺い、生徒の方と直接接して自分の教材のご意見を伺うこともない。現場に行けば、多くの質問があり、多くの期待もあり、多くのクレームもある。そうしたことから逃げて、優れた映像講義はできない。僕は16年間、ずっと教室現場に足げく通い、現場のインストラクターや生徒様と直接お話しすることでたくさん学ぶことがあった。パソコンが普及して、タブレットやスマートフォンがインターネットや電子メールを使うツールとして普及するにつれ、何をするべきかを教えてくれるのも教室現場からだ。

 

多くの人に受け入れていただく講義をするには、いつも教室現場にいて、もっとも生徒に近い場所に立っていなければならない。講義は生徒目線で行い、解りやすく説明しなければならない。しかも、講義を聞いた後、生徒の方に自信がつき、ヤル気になり、みずからパソコンに向かってひとりでも操作できるようにしなければならない。そのためには、現場インストラクターに何が必要で、どのように映像講義をサポートすれば、もっとも効率よく学習効果が上がるのかを分析・検証しなければならない。

 

ライバルパソコン教室が真似できない映像授業とそれを活かすためのインストラクター研修制度、映像授業で優れた講師となり続けるための全国教室訪問と講演会や交流会、誰もが驚く受賞を果たした経営者がみずからの体験談をもとに講義するビジネス講座、創業16年にしてやっと「わかるとできる」パソコン教室の形が出来上がった。多くの素晴らしい人材が出てきて、「わかるとできる精神」を受けついでいる。いつも夢と希望を抱き続けて走れば、如何なる逆境をも乗り越えられる。

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