こんな社長の下では働けませんと退職する方がいるが、多くの方は、こんな上司の下では働けませんと退職していく。感情的で、ミーティングの席でこれ見よがしに、部下や上司を責め立てる上司を観て、いつか自分もこうして責められると思うとゾッとしてしまう。こんな上司の下で働くよりも転職先を探そうと思い立つ。

 

何でも自分一人で仕切ってしまう上司、何でも首を突っ込まなければ気が済まない上司、聞いているようで何も決断できない上司、いつも愚痴ってばかりで部下や上司の悪口ばかり言っている上司、皆の席で相手を責めることしかできないので、参加しているスタッフ全員から冷ややかな目で見られている上司・・・。

 

相手を傷つけても反省のかけらすら見えない上司、いつも誰かの悪口を言っているので口がゆがんできているのに気が付かない上司、チョッとでも気に入らないことがあるとすぐに感情的になる上司、上役にはおべっかいして、いつもペコペコしているのに、上役がいなくなるとすぐに上役の悪口を言い始める上司・・・。

 

部下を育てることができなく、いつも部下の不満を言っている上司は、管理職としては無能だと言っているようなものだし、感情的に部下を叱りつけている上司は、部下に平常心や忠誠心を求めても、自分にそれがないと断言しているようなもの。無能な上司だとわかって使っている上役はさらに無能だと言っているようなもの。

 

こんな会社が儲かるはずがなく、徐々に業績を下げていくのだが、その責任は無能な上司や上役にあることに気が付かないで、部下の責任だと押し付けてしまう。何の反省もない上司を観ている部下は転職し始めるが「最近の若い奴は我慢が足りない」と言っているので、どうしようもない。