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時代のニーズに応えられない企業は生き残れない

 

昔から、企業が長く好業績を保つには時代のニーズをとらえて対応できなければ生き残れないと言われている。そのため、企業は絶えず新商品開発に力を入れて時代のニーズに応えようと必死になってきた。最先端技術、最先端機器、など日本が世界に誇れる商品やサービスはこうしてできた。

 

同じように、働く人にとっての環境も時代のニーズに対応する必要が出てきた。日本は先進諸国の中でも生産効率が悪く、給与を上げられない体質になっている。その原因は、ダラダラ会議や多くの管理職がバラバラな指示を出したり、無駄な深夜残業が美徳などと賛美したり、飲み会が会議だったりという日本企業の体質にある。

 

地震災害があろうとも出社した者が讃嘆され、有休をとって休んだものが非難され、退社時間になるとさっさと帰宅する者が上司から協調性がないと言われ、上司の飲み会や趣味に連れていかれ、接待ゴルフや深夜接待まで行く者が営業マンだと褒められ、上司の自慢話にのってくる部下をかわいがる体質を依然持っている。

 

こんな体質の企業が人材を募集しても、今の若者や優秀な人は集まらない。今の若者や優秀な人は、定時出社、定時退社、仕事はさっさと片付けて、有休はしっかり取ってプライベートな時間を利用して自身のスキルアップに投資している。それができない会社ならさっさと転職する時代で企業は働き方改革を求められている。

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