旬の野菜や果物はとっても美味しい。秋になれば栗や柿が旬になり、とっても美味しい。人にも旬があり、青春時代や学生時代を旬だったと思い出すが、僕は65歳の今が旬だと思うし、いつも、いくつになっても、今が旬だと思って精いっぱい生きてきた。

 

人の一生は、そのすべてが旬なのに、自分で勝手に学生時代が旬だったなどと決めつけているだけ。学生時代は、学生らしい旬の生き様があるし、社会人となってからは社会人らしい旬の生き様がある。大切なことは、いつも自分の命を燃やし続けること。

 

壮年になっても、初老になっても、老人となっても、人は今が旬であり、旬らしい輝きを放つことができる。輝き続けるには自分を厳しく律して、鍛錬を怠らず、知性だけでなく体力の維持や、オシャレであり、健康管理をしっかり行う必要もある。

 

輝きを失いダラダラと生きているなら、もったいない時間の使い方をしている。頑固にならず、素直さを失わず、若い人から教えを乞うことを厭わず、好奇心旺盛でチャレンジ精神に富んでいなければならない。人は死ぬその瞬間まで今が旬なのだ。