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経営者に大切なのは夢があること

 

僕は将来お金持ちになって母親に楽をさせたいと思っていたが、学力もさえず体力にも自信がなかった。つまり、平凡な学生だった。ただ、お金持ちになってみたいという夢は持ち続けていた。今では、その夢はかなったが才能が開花したわけではない。

 

73歳にして思うことは、自分に才能がなくても、才能がある人を頼って働いてもらえばよいということ。営業力のある人、開発力のある人、管理力のある人、経理のエキスパート、財務のエキスパート…そうした人をどれほど集められるかだということ。

 

英語が出来なくて勉強しなくても英語ができる人を雇える人になること。資金がなければ資金を出してくださる人に信用される自分であること。営業が出来なければ、営業ができる人がいっしょに働いてもイイよと言ってくださる人であることが大切。

 

才能のある人は、給与面より経営者の夢に賭ける。夢のある経営者に魅力を感じる。その夢は自分だけがお金持ちになりたいでは、誰も就いてこない。この人に自分の人生を賭けてもイイと思ってくださる人であることが大切になってくる。

 

それができたからこそ僕の会社は全国規模になれたのだし、才能ある人々が集まってくださったからこそ今の自分があるのだと思う。彼らに感謝し、彼らがお客様に感謝し、皆が喜びに満ちて明るく、楽しく、元気よく働いてくださっているからこそ可能になった。

 

経営者のなかには、自分が最も偉く賢くすべての面で優っていると勘違いしている人がいる。そうした人は業績悪化の原因を社員に求めがちだが、それは間違っている。現場を理解しようとせず、現場や現実と乖離している経営者にその原因がある。

 

 

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