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出世より、仕事のプロになりたい

 

昭和の時代、就職してからの夢は出世して部長や課長になりたいというものだった。令和の今は、そうした夢はなく、現場の仕事でのプロになりたいというものに変わってきている。それも知らずに、若者に「いつか、君も部長になれるよ!」などと言って嫌われている昭和生まれの管理職がいる。

 

今の若者は、転職するのが当たり前の時代。役職がついて現場から離れてしまえばリストラ要員になるリスクが高い。それより、いつでも転職できる現場のプロになっている方がましだという考え。平社員のままで良いから現場仕事に精通しているプロの仕事人になりたいと思っている。

 

AIがもっと普及してくれば、組織はフラット化して管理職はほとんど要らない状態になる。数年後は、管理職からリストラされるリスクが非常に高い。AIが普及するほど、現場で働く人だけが生き残る。そうしたことも知ってか、今の若者は出世を望まず、現場のプロでい続けたいと思っている。

 

僕は、平社員のときの働き方次第で高収入もできると思っているので、高収入を得たければ現場のプロになりなさいと話している。昭和の時代でも、出世した人は、与えられた現場で結果を出しているからこそ、出世できたのであって、結果を出せない人は出世していない。社会は、そう甘くない。

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