少子高齢化の日本の現実
少子高齢化の日本では、内需が減少して売り上げは自然と減少する。少ないパイの取り合になり倒産する会社も多く出てくる。外需が見込めれば、その企業は好業績を堅持できるので、海外へ販路を開拓できた企業はまだ伸びる余地がある。
日本人向けの商売をしているスーパー、雑貨店、衣料品店、パチンコ店、お惣菜店、葬儀屋、学習塾などは売り上げや利益が減少している。インバウンドに対応しているホテルなどの観光業は伸びているが、日本人には手が届かないほど高額になっている。
72歳になる僕は、旅行やレストランでの食事など大好きだったが、今では旅行はおっくうになり、レストランに行くことさえ躊躇するようになった。何しろ、少食になり食べきれない。体力も落ちて、ワクワクすることが少なくなった。
縮小経済になる日本では、商売はかなり厳しいサバイバル競争になる。生き残りをかけて皆が必死になって働き、それでも刀折れ矢尽きて倒産していく企業が出てくる。やむなく転職しなければならない人も増える。
高齢者が力仕事をするのはつらい。できれば、事務作業などをしたいが、スマホやパソコンのスキルや資格がなければ採用官は信用してくれない。若い者に負けないで採用されるにはいくつかの資格を持っている方が有利なのも事実。
年を取っているというだけで事務仕事などへの就職は難しい。若者を雇いたい会社にどれほど自分をアピールするかは、面接時に以前の会社の実績を話しても無駄なことが多く、管理職をしていたことが不利になることもある。
高齢者でもパソコンやスマートフォンの操作が得意で幾つかの資格を持っていれば、それなりに事務仕事などを見つけやすくなる。パソコン教室わかるとできる でしっかりお勉強してそうした備えをしてもよいのではないでしょうか。