社員の成果が会社の業績
会社の業績は社長ひとりの業績ではなく、そこで働く人の総合力で決まる。皆が一致団結して好業績になるよう奮闘努力した結果だと世間では評価される。うちの会社、ダメなんだよねと言っていれば、自分の働き方がダメなんだろうと世間は見ている。そんな人を雇ったところであまり貢献するとは思えない。
ダメな会社を好業績の会社にした実績のある社員であれば、他の会社もその人を雇えば同じように我が社も好業績にしてくださるのではないかと期待する。世間とはその人の未来ではなく過去を観て判断する。転職するときは、過去の実績を積み上げている人の方が有利なのはそのためだ。
しかし、多くは今の会社に不満をぶつけて、如何にも自分は関係ないと言わんばかりの言い方をする人が多く、こうした人が転職するとき、人事の評価はかなり低くなる。自分は頑張ってきたが、会社がダメなので転職を希望するというより、頑張って業績を上げたが、もっと新天地を求めて頑張ってみたいという人を企業は求めている。
高収入の転職を希望するとき、大切なのは今の会社でどれほどの実績を残しているかで、それがなければ転職しても高評価は得られない。今の会社に不満があれば、今の会社をどうすれば良くなるのか真剣に考えて事業計画を立てて提案して、実行して実績を積み上げることだ。それができなければただ愚痴を言っているだけになる。