営業の仕方が変わった
昔は、営業と言えば飛び込み訪問やルート販売などがメインで、サラリーマン出勤時を狙っての早朝手配りチラシの販促、新聞折り込み広告、電話営業、雑誌広告、看板の設置などで、汗をかきながら毎日、街中を歩きまわっていたもの。気後れする社員には、先輩社員が付いて大きな声を出しての駅前販促なども行っていた。
名簿業者が名簿を販売するようになると、手紙やハガキなどでの販促(ダイレクトメール・DM)をするようになる。販促費用はかなりの額になり、これにテレビ広告をすれば億単位になった。営業社員へのノルマもきつく、営業成績の悪い社員は上司から朝礼で𠮟咤激励?されるのが常だった。
少し前まではメールによる営業(メーリング)が流行っていたが、今ではスマートフォンのアプリの通知を使った営業に変わった。メールは読まないこともあるが通知は画面に必ず表示される。フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ラインなどを使った広告も効果的で安い。
ネット検索で検討している方へのアプローチもズーム、チームス、ラインなどを使ってデジタル対面での営業をするようになった。おかげで、出張旅費などが要らなくなり、1日の営業件数も飛躍的に上昇した。会社への報告、連絡、相談もグループウエアーを使って瞬時にできるようになった。
就職・転職にはこうしたITスキルが身についていることが基本条件になっている。パソコン教室わかるとできる では、こうしたスキルをわかるまで、できるまで学ぶことができる。困ったときには、教室のインストラクターに相談もできる。仕事のスキルの急激な変化に対応して希望をもって働いて欲しい。