儲けなくして給与なし
会社は従業員全員の働きによる儲けによって給与が決まってきます。従業員全員の儲けは売上総利益(粗利益)ですので、どんなに売り上げがあっても仕入れが高い場合は儲けが少なくなり給与は少なくなります。また、売上総利益(粗利益)が多くても経費が多ければ給与は少なくなります。
給与を上げるには利益を今より多く上げる必要があります。しかも、人を増やしたり宣伝広告費を増やしたりして売り上げや利益を増やしても自分の給与は上がりません。今いる人数で利益を今より上げるか、今のスタッフ数を削減して給与を上がるかです。よくあるのがリストラして給与を上げる方法です。
リストラするだけでは残ったスタッフの仕事が増えるので、デジタル化や外注によって経費を削減できるようにしていきます。効率よく仕事ができるように従来の仕事のやり方を見直していきます。これを労働生産性を上げるといいます。自分の給与を上げる方法を知って働いてみてください。
会社の従業員にやる気がなく、皆がサボタージュしていると業績は良くありませんから給与は低いです。それを会社が給与を出さないからと愚痴っていても解決できません。スキルを身につけて転職するか、今の仕事を見直して、どうすればもっと効率よく儲かるようにできるか真剣に考えて行動してみてください。
僕の会社が好業績で、この業界ではよい給与が出せているのは、ここで働くスタッフの皆さんが、明るく、楽しく、元気よく、どうすればもっと効率よく儲かるようにできるかを考えて働いてくださっているからに他なりません。会社の業績はトップの考えとスタッフのチーム力で決まります。