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中間管理はデジタル化で済ます

 

世界中でIT人材が不足しており、日本でも例外ではないのですが、最先端のIT教育をする学科のある大学は4つしかありません。社会のニーズに合っていない教育が日本では行われており、日本企業はIT人材を海外から採用しなければならないのが現実です。

 

また、欧米に比べて日本企業では中間管理職が多く役職に見合った収益が出ていないため労働生産性が世界でも低い状態です。欧米では従業員の管理はITに任せて、人材は営業や開発といった収益の出る部門でプロフェッショナルとして働いています。

 

日本の中間管理職は、年功序列の賜物で恩賞といった意味合いが強く労働生産性に貢献していません。書類に判を押し、会議に出席し、部下を激励する。部署に与えられたノルマを達成するために働きますが、会社全体の利益になる行動は取れていません。

 

部下にすれば会議資料を集めて作成し、プリントして上司に説明する時間、会議に出席する時間、激励を受けている時間は何の収益も出ません。儲からないことをするのが多くの管理職でこれを排除してIT化し、労働生産性を上げる必要があります。

 

会社で働く従業員個々にプロ意識をもって儲けを出せる働き方に変えていけば昇給も可能です。自分の給与を上げるには最小の人員で最大の儲けを出すことが必要なのです。デジタル化はこれを可能にしています。

 

欧米で普及しているデジタル化がやっと日本でも必要だと思う時代になってきました。わかるとできる では、企業経営者からこうしたデジタル化に対応した相談も受けることがあり、今後、こうした相談窓口も作る予定です。

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