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社長の仕事は従業員を幸せにすること

起業したころはお金儲けに集中するが、儲かるようになり人を雇うようになると雇った人を大事にしなければ転職してしまう。そこで、雇った人が辞めないように福利厚生を充実させ昇給も確保するように働かなければならなくなる。つまり、今以上に儲けなければならないようになる。

 

そのため、新商品の開発や営業努力をしっかり行う必要が出てくる。お客様のニーズを読み取り、半歩先を行く商品を開発・提供する。営業では、多店舗展開や新規の顧客の獲得などやるべきことがたくさん出てくる。一人で仕事をしていれば、自分の生活費を稼ぐだけでよかったのにそう言っていられない。

 

10年、20年と働いてくださる従業員は、独身で就職しても結婚しお子様をさずかり、家を買い学費も出さねばならなくなる。そうしたことができるように昇給し、大企業のように50歳を過ぎてから減給しない仕組みを考えねばならない。この会社に就職してよかったと思っていただかなければならない。

 

起業して成功できない原因のひとつに従業員をまとめられないというのがあるが、従業員と一致団結するためには、社長に魅力がなければついてきてくれない。この人に就いていけば幸せにしてくれると思っていただかなければ会社は成長せず昇給もできない。利益は社長の器次第で決まってしまう。

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