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昨日の勝ち組は今日の負け組

ゲーム業界でいち早くのし上がったニンテンドー、世界企業になったがガラケーのゲームではDeNAやグリーに、たった3年で押しのけられる。今や、この二社がゲーム業界の寵児としてもてはやされているが、今年の4月から6月の業績では二社ともに一気に落ち込んだ。

特に、グリーはピークだった2012年6月期の連結売上高は1582億円、営業利益は827億円。営業利益率は5割を超えていたが、今年4~6月期に上場来初の最終赤字に転落した。ガラケーからスマートフォンのアプリに移り変わっている時代に、グリーのビジネスモデルはついていけない。

ITの世界でもマイクロソフトの凋落がうわさされており、先進諸国で圧倒的な人気を誇るアップルやサムスンのタブレットやスマートフォンではなく、発展途上国の企業が開発した安いタブレットやスマートフォンの売り上げが伸びている。勝つパターンを構築した企業ほど変化に対応できない弱さを露呈している。

ビジネスは、いつも時代も人々が欲するものを提供できれば興隆するし、できなければ衰退する。自分たちはこれで良いと思っている企業の論理にはついて来てくださらない。いつも、時代を良く観て、変わるべきことを明確にして、如何なる困難があろうとも変わるべき。できない企業はなくなるしかない。

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