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企業の寿命は23年

 

2020年に倒産した企業の平均寿命は23.3年。創業→成長→成熟→衰退→廃業(または倒産)の流れがはやまっている。5年ごとにこうしたサイクルに変わるとすれば、5年ごとに新しい挑戦を行って利益を確保するよう努力しなければ企業は生き残れない。

 

終身雇用は企業がいつまでも続く時代の話で、今では大企業でも終身雇用は難しくなっている。サントリーの新浪社長が45才定年制度を話していたが、いつまでも企業内で働けるような業績を出し続けるのは難しい時代になったということ。

 

大企業で管理職をしていた人が転職する場合、今までは部下に指示すれば仕事をこなせていた。しかし、転職すればすべて自分で行わなければならず、指示できるような立場にない。如何に自分が動けないのかを痛感して転職を繰り返してしまう。

 

どんな大企業であれ、儲けを出すために平社員からアイデアを出して努力してもらわなければ儲けは出ない。管理職だらけの大企業病にかかった会社は儲けを出せずに苦しみ、現場仕事のできない管理職からリストラするしかない。

 

平均的に考えれば、就職して20年も経てば今の会社が危うくなりリストラもありえると覚悟して次の転職を有利にするための努力を日頃から行っておくことが当たり前になった。資格取得やスキルアップの講座の受講生が増えているのもこうした理由からだろう。

 

 

 

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