ネットでのお買い物が増えた
昭和30年代は各地の商店街が賑わっており、定価販売が主流でお盆と年末の大売り出しが待ち遠しかった。昭和50年代、スーパーが価格破壊を起こして総合スーパーになり、商店街は廃れてしまった。コロナ禍の2021年からはネットでのお買い物が増えてお店でのお買い物を控えるようになった。
お店に行くより商品が豊富で安いとなれば誰もがネットでお買い物したくなる。Tシャツを検索すればとても多くのデザインやサイズがあり、どのお店もこれだけのアイテムを揃えていない。しかも、日本だけでなく海外のTシャツも購入できる。お店までの交通費や時間を考えるとネットでお買い物した方が便利。
我慢してモノやサービスを購入するならネットで検索して気に入ったものを探し出す方が良い。人は少しでも素敵なものをより安く購入したいという欲を持っている。それに一番応えられているのがネットだろう。いちいち都内の原宿まで行かなくてもネットでその商品が和歌山の田舎で購入できれば、それにこしたことはない。
商売の仕方はコロナ禍で大きく変わったが、その激変に追い付かない経営者の方も多い。これまでの誇りや伝統を捨てて、素直な気持ちで少しでもネットに関する知識を身に着けて、どの方向に向いて改善や改革するべきなのかを探し出してほしい。これからのビジネスはネットがキーになっている。