このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

テレワークなら暮らしたい場所に住む

 

2020年からいっきにテレワークの導入がすすみ、月に一度の出勤で良いとか、出勤しなくても良い会社が増えてきた。これまで満員の通勤電車に揺られて疲れ果てて出社していたのがなくなり、自宅で仕事をしても良くなった。都心の狭小住宅でも今までは寝るだけだったが、仕事をするとなると狭いので引越しを考えるようになる。

 

都心のオフィスに出勤するのが、週に一度なら片道2~3時間以内でも我慢できる。月に一度なら片道3~5時間でも我慢できるだろうし、出勤しなくてもよいなら好きな場所に引っ越しができる。これまで職場に近い1Kで我慢して暮らしていたが、快適な住まいを求めるようになる。

 

都心で働き、週に一度の出勤であれば、鎌倉・湘南に引っ越しサーフィン三昧、奥多摩に引っ越してグランピング三昧。月に一度の出勤であれば、富士五湖や新幹線出勤で大阪でも暮らせるし、介護が必要になった実家で暮らすこともできる。出勤ナシなら北海道や沖縄の片田舎でも充分暮らすことができる。

 

反対に、高度な仕事の能力がありながら田舎暮らしを余儀なくされた人を採用して、その能力を活かしてもらうことだってできる。通勤時間が短縮されたりなくなれば、その分余暇に活用することができる。勉強もできれば趣味に費やすこともできる。ハラスメントもない快適な暮らしも可能だ。

 

オフィス勤務の働き方は大きく変わった。転勤、単身赴任などは時代遅れになった。オフィスに自分のデスクがあった時代は過去のものになりつつある。オフィスは必要な社員が必要な時にだけ必要な時間のみ集まる場所になった。世界中から優秀な人を採用して、出社することなく、働く人にとって快適な場所で働いてもらう時代になった。

« »