時間給から成果給へ
コロナウイルスの感染防止として普及したテレワーク(多くは在宅勤務)。日本は給与計算を時給で行っているので、本当に在宅で仕事をしているのかを映像に映さしたり、報告を決められた時間ごとにさせたり、そこにいることを重視している。
しかし、本来仕事とは雇われた会社の役に立つことで、多くは売り上げを伸ばしたり儲けを多く出したりすることでただ居るだけではない。そこで、こうした管理から決められた成果を出せば時間に縛られない働き方が注目されている。
例えば、1億の売上に3ヶ月かかっていたものを1ヶ月で達成できたなら2ヶ月は休んでも良いという働き方もある。1万個の商品の配送に3ヶ月かかっていたものを2ヶ月で済ませるなら1ヵ月は休んでも良いという働き方は成果給になる。
こうした成果給を導入すれば、効率の良い働き方を模索するようになるし、効率よい働き方によって時間に余裕があれば別の仕事をして、更に給与を多くもらえるようになる。テレワークの導入によってこうした働き方が出てきた。
テレワークの導入、副業の解禁、成果給の導入が行われれば、個人がそれぞれの能力を発揮していくつかの仕事をこなして稼ぐ時代になる。すでに欧米では個人の才能を活かした働き方をしている人も増えている。
テレワークで見えてきたのは個人の働き方の成果が見えることで、上司の指示で無駄な仕事をさせているだけだったり、働いているふりをしてサボっていることがよくわかったり、しっかり働いてより良い給与を貰える様にしようとする動きがないこと。