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5Gの世界

 

トヨタがスマートシティ構想を発表した。自動運転やIoTなど持てる技術を駆使して近未来都市を実現する。自動運転では、ドライバーからの情報を瞬時にクラウド上のサーバーにアップロードする必要があるが、4Gではダウンロードが早くてもアップロードは遅い。これを克服しているのが5Gなので完全自動運転が可能になる。

 

IoT(すべてのものがネットにつながる)になると、電球もドアも便座もエアコンもあらゆるものがネットにつながる。認証された人がいる場所だけ自動で明かりが灯り、認証された人が通るときだけドアが開く。トイレでは健康データを瞬時に処理して、AI医師が診断してくれる。

 

在宅勤務が当たり前になり、会議や営業はネットで済ませる。通勤はネットで行先を告げれば自動運転のタクシーが来て駅や空港まで運び、電車や飛行機に乗ると顔認証され、自動で支払いが済まされている。救急車が通れば自動運転車はすぐに側道に移動するので拡声器で呼ぶ声やサイレンはいらない。

 

バーチャルリアリティー(VR)になり、スポーツ観戦や遠隔手術などその場にいなくても、ファンになっている選手だけを追いかける映像を楽しむことやロボット手術が手振れ補正付きで行える。お買い物もVRを使って、その場にいるように商品を見て購入することができる。マンションなど不動産は見学予約する必要がない。

 

こうした未来を開発できる企業が伸びていく。20年前の大企業が衰退してアップルやアマゾンが勃興してきたように、5Gを利用して新しいサービスを提供できる企業がこれから伸びる。教育も各自の学習レベルに応じて個別に学べるネット学習を提供するようになり一斉授業はなくなる。

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