バネは縮むほどに強くなる
商売していれば好業績の時もあれば業績悪化のときもある。業績好調のときはウキウキとして大判振る舞いをし、いつまでも好業績が続くと思っている。しかし、ある時から業績は下降しだし赤字になってしまう時もある。
どんなヒット商品でも売れる時期と売れなくなる時期がある。新しいヒット商品を生み出す努力を惜しまない姿勢が求められる。かつて売れたヒット商品にしがみついていれば業績悪化は避けられない。
赤字企業になると途端に慌てふためき、もうどうしようもないとあきらめ愚痴が出て、これまでの出費を非難するようになる。感情的になって、節約、リストラ、昇給カットなどをやっては従業員の不満を募らせる。
感情的になれば業績はさらに悪化して廃業や倒産に追い込まれるが、赤字の時こそ大胆に改革ができるチャンスでもある。赤字が続く時こそ冷静になり、新しい商品やサービス開発、組織改革を大胆に企画立案して挑戦できる。
改革中は多くの非難があるだろう、できないと言われ続けることもあるだろう。ただ、一人ぼっちになってもやり続ける信念と実行力があれば業績は必ず回復してくる。それまでは我慢し続けなければならないが信念があればできる。